2024年03月26日
「中学生になったけど、いつから塾に通わせたら良い?」
「周りの子たちはもう塾に通っている?」
など、塾に通い始めるタイミングはいつがベストなのか気になる方も多いと思います。
そこで、まずは、以下の調査結果をご覧ください。
文部科学省が実施した「令和3年度子供の学習費調査」によると、中学生の学年別の通塾率は下の表のようになります。
参照:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」
https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-000026656_1a.pdf
公立中学校の方が私立中学校よりも通塾率が高いのは、私立中学校は中高一貫校であることが多くて高校受験をする必要がないことが大きな理由です。
上の表のように学年が上がるにつれて通塾率も高くなっており、公立中学校の中学1年生で57.8%、2年生で69.2%、3年生では84%にもなっています。
つまり、周りの子の半分以上は中学1年生から塾に通っており、3年生になるとほとんどの子が塾に通っていることになります。
では、いつから塾に通ったら良いかですが、そのタイミングはお子さんの学習の状況や目的によって異なります。
お子さんが自分で勉強をすることができて、学校の成績も良ければ、中学3年生になって受験対策したいと思ったタイミングで大丈夫です。
反対に、お子さんが自分で勉強することができず、学校の成績も下がってきているなら、なるべく早く塾に通った方が良いです。
また、学習習慣を身につけさせたい、内申点を上げたいなど、結果が出るまでにある程度の時間を要する目的の場合もなるべく早いタイミングで塾に通った方が良いです。
このように、学習の状況や目的別に異なりますが、いずれの場合にも言えることは、「そろそろ塾のことも考えようか」と思った時が通わせるべきベストのタイミングです。
なぜなら、そのような段階を過ぎて「やっぱり塾に行かないとダメだ」となった時には、時すでに遅し!お子さんの目的にとって手遅れになっていることが多々あるからです。
定期テストにしても高校受験にしても中学1年生からの知識を前提に問題は出されます(特に英国数)。
「塾に行かないとダメだ」と思った段階ではおそらくそれ以前の単元の知識が不足しており、不足している知識の復習をしながら、新しく中学校で習った単元もやっていかないといけないとなると倍以上の時間がかかります。
例えば、中学3年生の6、7月まで勉強をさぼっていて定期テストは平均点以下だけど、7月から受験勉強して内申点もオール5を取りたいというのは物理的に時間が足りません。
塾に通う目的を達成するためにも、手遅れになる前に検討することが大切です!
中学生で塾に通っている割合は中1で約60%、中2で約70%、中3で約80%!
塾に通うべきタイミングは、お子さんの学習の状況や目的に合わせて異なるが、手遅れになる前に検討するべき!
検討する際の塾選びについては、以前のブログ「中学生の塾の選び方~授業時間数編~」「中学生の塾の選び方~料金編~」をご覧ください。
先駆では、「定期テストの点数を上げたい」「高校受験の対策をしたい」はもちろん、「学習習慣を身につけたい」「内申点を上げたい」などの目的にも対応している中学生コースがあります。
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