2024年03月21日
「うちの子も中学生になるし、そろそろ塾にでも通わせようかしら?」
「中学校の定期テストでだんだん成績が下がってきたから、塾に通わせた方が良いのだろうか?」
など、塾について考えはじめる動機は様々あると思いますが、どのご家庭にも共通して言えることは、お子さんに合った塾を選びたいということだと思います。
保護者の皆さんが塾を選ぶ場合に考慮することは、
・立地…家から近いか、送り迎えが必要なのか、周囲の治安など
・授業の形態…集団授業なのか、個別指導なのかなど
・カリキュラム…予習中心なのか、復習中心なのか、定期テスト対策なのか、受験対策なのかなど
・講師…社員なのか、アルバイトなのかなど
・教室の雰囲気…清潔か、うるさいかなど
・塾の実績や評判…志望校の合格実績があるか、評判は良いかなど
・料金…月謝はいくらか、月謝以外にかかる費用はあるかなど
などがあげられると思います。
もちろん、これらの条件はとても重要なことです。
しかし、塾選びの際にはこれらに加えてぜひ考えてほしい条件があります。
それは、「授業時間数」です!
なぜなら、中学生の可処分時間は平均して1日に約5時間(可処分時間については以前のブログ「やるべきなのは分かっていても実際は…?~勉強計画&PDCAサイクル~」参照)ありますが、その中で部活や習い事をやるなど、現代の中学生は忙しいからです。
また、心理学では、人は可処分時間が2時間以下になると幸福度が著しく減ると言われており、教育学では中学生の部活や習い事を可処分時間に準じるものとして捉える考え方もあります。とすると、中学生が中学生らしく成長できるためには、1日の部活や習い事などの時間は約3時間程度に抑えておくことが大切になってきます。
一般的に、中学生を対象にした学習塾での授業時間は、1教科あたり週に1回50分~90分で行っているところがほとんどです。
1教科あたりなので、5教科やるとすると週に5回で合計250~450分となり、1日の平均にすると約35~65分を塾の授業に使うことになります。
もちろん、塾の授業を受けているだけで成績が上がることはないので、成績を上げるためには自習をする時間が必要になります。
とすると、部活や習い事などをやっていて、更に塾に通って授業を受けて、自習もしないといけない場合に、可処分時間はどうなるでしょうか?
そうは言っても、せっかく塾に通わせるなら授業はたくさんやってもらった方が…、塾に長時間通っているとそれだけ勉強していることになるから…と思う気持ちも良く分かります。
しかし、
・塾の授業時間が長ければ長いほど、それに比例して成績は上がるはず。
・塾に長時間通えているから安心。
残念ながら、これらは幻想です!
確かに、塾で授業を受けたらその時には理解できたつもりになります。
しかし、後日に同じ問題を解こうとしたら自力では解けないことはとても良くあることです。
また、塾に長時間通っていても、塾で寝ていたら?長時間勉強しているつもりでも、覚えようと意識しないで、ただやらされているだけだったら?その結果は言うまでもないと思います。
結局、学習において圧倒的に重要なことは、量よりも質です!
正しい勉強方法(以前のブログ「勉強のやり方と学習意欲の関係性」参照)ができれば、授業時間は長くなくても成績はあがります!
まとめ
現代の中学生は忙しいので塾を選ぶ際には「授業時間数」も考慮することが大切!
そのうえで、お子さんに合った塾を選べると良いですよね。
先駆の授業は、5教科合わせて週に1回90分で完結しています。
部活も習い事も頑張りながら、限られた時間で勉強もやりたいあなたにピッタリ!
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